株式会社Shin空間

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house

house 01

コンクリート、鉄、木。
異なる質感を、ひとつの空間に

施主さまのオーダーは、「コンクリートと鉄、木をバランスよくミックスした家」。
それぞれの材質の“経年変化”も味わいのひとつとして捉え、
数十年先も愛情を持って住まい続けられるお住まいがご希望でした。
ご主人が描くイメージをひとつずつ丁寧に落とし込み、具現化しています。

house-01_石崎様

愛知県を中心に岐阜や三重で家づくりのお手伝いをしているShin空間ですが、様々なご縁があり東京都世田谷区のI様邸を手掛けさせて頂くこととなりました。愛知県のご出身であるご主人様。お子さんが生まれて、東京都内でマイホームを建てようと考えられていました。家づくりのために東京都内の複数の建築業者にご相談されていましたが、土地や建築コストなどの都合から、なかなか上手く進まずにいたそうです。そのような折に、地元で店舗を経営しているお知り合いの方を通じて、Shin空間を知ってくださいました。鉄骨や鉄筋コンクリートのお住まいをご希望されていたお施主様。各所にアイアンのデザインやモルタルを取り入れた木造住宅をご提案して、コストダウンとお施主様のこだわりを反映することに。本物志向のお施主様もご納得の家づくりが開始しました。

house-01_石崎様

1階のリビングの床は光沢のあるツヤが特徴のモルタルで仕上げてあります。寒い冬の時期には温かく過ごせるように床暖房を完備しているのもポイントです。リビングから、お施主様の愛車であるハーレー・ダビッドソンが眺められるように大開口部が取り付けられています。また長期のお出掛けの際には、ハーレーをリビングに駐車できるように、強度の優れた特注の窓枠を設置してあります。普段の駐車スペースには石を敷き詰めて、オシャレな雰囲気をさらに演出。片流れ屋根には、軽量で耐久性のあるガルバリウム鋼板を採用し、外壁にはリビングの床と同様にモルタルで仕上げてあります。窓枠や門、表札部分などにはアイアンを使うことで外観のアクセントに。

house-01_石崎様

木材は1階にカバ材、2階にチーク材を中心に採用して、木の温もりも感じられる空間に。1階と2階をつなぐ階段は、スタイリッシュなアイアン製のストリップ階段。踏み板には無垢の木材を使っているのもポイントです。階段脇の大黒柱をアイアンで覆っているのも大きな特徴の一つです。

house-01_石崎様

キッチンは見た目も美しく、汚れや熱、水などに強いオールステンレス製。家事の負担が少なくなるように食器洗浄機も完備しています。また限られた空間を有効に活用するために、キッチンの後ろ側には、ロングカウンターと広々とした収納スペースを配置。玄関からリビング、そしてトイレまでの部分にも収納を各所にご用意して、生活スペースが物で溢れる心配もありません。デザイン性だけでなく、普段の使いやすさにも配慮した機能的な住まいに仕上げてあるのも大きな魅力の一つです。

house-01_石崎様

2階には大きな造り付けの本棚があるご主人様用の書斎やワークスペースのあるウォークインクローゼットも。2人のお子さんのために将来的には2部屋に分けられる子供部屋も配置してあります。片流れ屋根を活かしたロフトがあるのもポイントです。
各種のスイッチにはトグルスイッチを採用したり、ドアノブにはアンティークものを取り付けたりと細部にまでお施主様のこだわりが詰まっています。限られた空間を最大限に活用しながら、ご家族が一緒に楽しく過ごせるオシャレなお住まいが完成しました。

house-01_石崎様

所在地
東京都世田谷区
竣工
2016年5月
構造
木造2階建て
家族構成
夫婦+子ども2人
延床面積
80.28㎡
敷地面積
100.96㎡
主な仕様
屋根:ガルバリウム鋼板
外壁:モルタル金コテ仕上げ撥水塗装

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